本日の練習
平川です。
本日の練習は、師範が会議のため自分が中心で行いました。そのため至らぬところがあったかとおもい非常に申し訳ないとおもいます。
明日が大会のため、早めに切上げましたが、基本一時間 形一時間 の計二時間の練習となりました。
先日、師範が組手における懸待の調整について話されていたのでまとめておきます。
□懸待の調整
心及び身体を臨機応変に「懸」「待」の体勢に調整し相手を読む組手の原理
「懸」は攻め 「待」は守り のことで、この二つの体勢を使い分ける事で試合を有理に進めることができる。というものです。
主に四つの例を紹介します。
「先の先」
相手の出鼻を挫き先手をとる方法。相手が攻めてくる気配を察し、こちらから先に先手を打ち技を仕掛ける。
「先の後」
相手の技が決まる直前に、素早く反撃し先手をとる。
「後の先」
相手の技が終わったところを狙って先手をとる。相手が体勢を整える前に技を仕掛ける。
「後の後」
無理に攻めず、相手の攻撃をしっかり守り、間合いを取って完全な体勢で攻めに転ずる。
以上が主な懸待の調整の例になります。練習中はなかなか聞き取れない部分もあったかと思いますが。参考にしていただけたら幸いです。